夏レガシー2015最終戦 エターナルパーティートライアルイベント
主催 Gameshopさかいや
開催日 2015年10月18日
フォーマット レガシー
ラウンド数 スイスラウンド 5ラウンド
参加人数 29名
Gameshopさかいやで、この夏を通じて開催されたイベントである夏レガシーシーズン2015も、最終戦を迎え、ミズグチキヨシ様が有終の美を飾った。エターナルパーティートライアルイベントでもあるため、ミズグチキヨシ様にはエターナルパーティーのByeが与えられます。
Top8には5人のDelver使いが残り、数多のレガシーの魑魅魍魎のコンボ使いを沈めていった。絵かきの召使や、実物提示教育、再活性など、多種多様なコンボはTop8にはほとんど残れなかった。
Top8はDelverを使ったプレイヤーが5人、他は、《騙し討ち(USG)》が入った《実物提示教育(USG)》が1人に、エルフと白青赤の奇跡が1人ずつであった。
Delver使いの内訳は、Grixisが2人、BUG、RUG、そしてEsperが1人であった。
優勝者には、《Underground Sea(3ED)》が贈られた。上位8人には順位取りで写真のカードが贈られた。
モダンマスターズ2015日本語ブースターパックは
恒例の2勝じゃんけん大会によって、じゃんけんに勝利した幸運な2人に贈られた。
現在のスタンダードシーンで、大人気の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy(ORI)》が、《再活性/Reanimate(TMP)》デッキで、採用されていたぞ!
本人の能力で、手札から、釣り上げる先のクリーチャーを墓地に送りつつ、変身後は、墓地の《再活性/Reanimate(TMP)》をもう一度使える!
糖分補給も兼ねて、飴などの駄菓子が、
参加賞として用意されてます。
ひとくちサイズのチョコレートやマシュマロ
さらには、よくわからない駄菓子もあったりします。
レガシーにはさまざまなコンボデッキが存在する。今大会では、Delverデッキの前にTop8に残れなかったコンボデッキも多いが、会場で見かけたコンボデッキを少し紹介してみよう。
ANT
《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》を中心に、ドローカードとマナを生み出すカードで構成し、それらでストームを稼いで、《苦悶の触手/Tendrils of Agony(SCG)》で相手のライフを奪い去る。
左のプレイヤーが《むかつき/Ad Nauseam(ALA)》によって
大量ドローしている様子。マナコストが軽いカードばかりなので
残りライフに等しい枚数のカードが引けるも同然。
PainterStone
《丸砥石/Grindstone(TMP)》と《絵描きの召使い/Painter's Servant(SHM)》によって、一瞬に相手のライブラリを消し去る豪快なコンボを軸に組まれる。赤と白で組まれることが多く、《絵描きの召使い/Painter's Servant(SHM)》とのシナジーを活かし、メインから《赤霊破/Red Elemental Blast(4ED)》を無駄なく搭載できるのも特徴。《血染めの月/Blood Moon(MMA)》を使い、マナ基盤をロックするタイプも多い。
Elves!
大量のエルフを展開し、《ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle(USG)》や《遺産のドルイド/Heritage Druid(MOR)》などでマナを生み出したり、《垣間見る自然/Glimpse of Nature(CHK)》で大量ドローする。
そして、《自然の秩序/Natural Order(VIS)》により、《孔蹄のビヒモス/Craterhoof Behemoth(AVR)》につなぎ、巨大化したエルフの軍勢で相手を押しつぶす。マナを生むことに重点を置いているタイプの場合は、大量のマナから、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(MM2)》につなげることもある。
Dredge
呼び名の通り、Dredge能力を持つカードで自分自身のライブラリを高速に、自分の墓地にぶちこむデッキ。《ナルコメーバ/Narcomoeba(MMA)》が湧き出て、《戦慄の復活/Dread Return(TSP)》に繋がって、こちらを即死させるクラスの生き物や《黄泉からの橋/Bridge from Below(MMA)》によってゲームが終わる。もしくは、《イチョリッド/Ichorid(TOR)》や《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》などの墓地から這い出る黒い生き物によって、終わることのない猛攻を仕掛けられる。