戦乱のゼンディカー ゲームデイイベント
主催 Gameshopさかいや
開催日 2015年10月24日、25日
フォーマット スタンダード
ラウンド数 予選ラウンド(スイスラウンド 4ラウンド)、決勝ラウンド(シングルエリミネーション 3ラウンド)
参加人数 22名(24日)、26名(25日)
現在のスタンダード環境は、ジェスカイとアブザン、アタルカ、そして大変異の群雄割拠の戦国時代の様相を呈しているが、この根本には、《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy(ORI)》と《包囲サイ/Siege Rhino(KTK)》がいる、ように思っていたが、フタを開けると、《白日の下に/Bring to Light(BFZ)》《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger(BFZ)》《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》などなど、なるほど個性的なデッキも見受けられた。
ゲームデイは、毎度2回ずつ開催されます。
当店では、土曜日と日曜日の午後2時より各日1度ずつの開催です。
両日あわせて48名のご参加を頂きありがとうございました。
ゲームデイイベントは、規定によって決勝ラウンドの開催が定められておりますので、人数に関係なくTop8ラウンドがございます。
当店では、惜しくも予選敗退しても、楽しんで頂けますように
予選ラウンドでは、各ラウンドごとに勝者にブースターパックを
賞品としてお渡ししております。
予選ラウンドでも賞品をお渡ししている関係で、必然的に上位賞への賞品の配分は小さくなってしまうことをご理解ください。
予選で配布したものも含めれば、1日約2Box分のブースターパックを配布しております。
もちろん、公式よりの賞品である、Top8プロモカードや優勝者へのプレイマットも当然、お渡ししています!
当店恒例の参加賞の駄菓子もご用意してありますよ。
蛇足ですが、此度は賞品より、2枚のゼンディカー探検土地が出ました。予選ラウンドで1パックしか獲得できなかったプレイヤーが、最も良い物をお持ち帰りいただくことに!
ゲームデイは、誰でも参加できます!新しいエキスパンションをスタンダード環境で試すのにはうってつけの場!
当店では、賞品分配のシステム的に、参加することに意義がある形式ですので、
普段は、スタンダードをプレイされない方も、未知の力を秘めたオリジナルデッキをお持ち込みいただけます!
様々なデッキと持ち合い、経験もいろいろの、多数の参加者ですが、
マジック・ザ・ギャザリングに対して皆
真剣に取り組み、真摯な態度で向い合っておられます!
そのような、プレイングが己の力を引き出せます!
一方で、戦いの外では、
皆さん楽しいひとときを
過ごして頂いているようでなによりでございます。
《絹包み/Silkwrap(DTK)》
《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》への完全回答であり、白を使う遅めのデッキには、序盤を凌げる最良の一枚。
現在のスタンダードでは、対象におそらく困らない。
コントロール系には《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy(ORI)》が採用されていることも多いし、アグロに対しては2枚3枚と欲しくなるだろう。
これを受けて、《ドロモカの命令/Dromoka's Command(DTK)》の価値も高くなってきている。
《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》
《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》
ハスクデッキと言われる、自分のクリーチャーを生け贄に捧げつつ戦場の優位を築くこのデッキの名前のハスクとは、もともと《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》の鞘虫という意味だ。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》は古くはオンスロートに収録され、現代まで様々な亜種がある。今回は元祖ハスクを使ったハスクデッキが一部で流行の兆しを見せている!イニストラードとラブニカへの回帰でのスタンダードでは、《カルテルの貴種/Cartel Aristocrat(GTC)》や《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat(DKA)》が使われていたため、アリストクラッツと呼ばれることもある。
《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn's Prodigy(ORI)》
避けては通れない現代のジェイスがコレ!
《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》が
約6年半ぶりにスタンダードの禁止カード指定を受けるという出来事も記憶に新しい。
こどもジェイスもやっぱり強かった。手札を整理する能力と
変身後の、墓地の呪文を使う能力が咬み合いつつも、高い忠誠値と自分の身を守る最低限の能力を持ち、さらに、現環境の重要キーワードの”探査”とも相性が良いときた。絶対つよい。
一方で、所詮はアドバンテージを時間をかけて若干稼げるに過ぎず、過度な期待は厳禁といったところ。