グランプリトライアル名古屋(スタンダード)
主催 Gameshopさかいや
ヘッドジャッジ ワキタ ヨシヒロ 様
スコアキーパー カツバヤシ ノブヒサ
開催日 2015年11月8日
フォーマット スタンダード
ラウンド数 予選ラウンド(スイスラウンド 5ラウンド)、決勝ラウンド(シングルエリミネーション 3ラウンド)
参加人数 24名
Top8ラウンドには2人のアブザン使いが残った。
現環境の絶対王者アブザンだが、それに抵抗する者たち、EldoraziRamp、MarduTokens、そして、AtarkaRed。
準々決勝にて、AtarkaRedとMarduTokensが潰し合ってしまうなどの不幸もあり、
結果として、アブザン同士の決勝戦となり、
アブザンのミラーマッチを制したナカタユウサク様がいち早くGP名古屋のByeを確定させた。
降りしきる雨の中、24名のプレイヤーが、このさかいやに集まってくれた。
GP神戸(スタンダード)を控え、プレイヤーの情熱は、雨が降る程度では揺るがないということか。
想定を上回る来場にひたすら感謝。
巨大サイコロで、カウンターの視認性もバツグン!?
賞品はゼンディカー探検土地《樹木茂る山麓》とBFZ、72パックでした!
優勝者に《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(EXP)》、
2位が20パック、3位4位が12パック、5位~8位に7パックでした。
2位の賞品からは、《燃えがらの林間地/Cinder Glade(EXP)》が登場した模様。気のせいか、最近、賞品からExpeditionLandがよくでる気がする。
(10/25戦乱のゼンディカーゲームデイ、10/17GPT神戸でも確認)
恒例の駄菓子は、常識の範囲内で食べ放題です。
あわ玉、グミ、チョコを用意しました。
ラウンド間の糖分補給にどうぞ。
《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》
やはり避けては通れない。このカードに対処できるかどうかが除去の評価基準になりつつあるパワーカードが《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》だ。
コイツに蹂躙されないように《完全無視/Complete Disregard(BFZ)》や《絹包み/Silkwrap(DTK)》を使おう!
《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》
《森の女人像/Sylvan Caryatid(THS)》に圧されっぱなしであったが、ようやく頭角を現し始めたのが、《爪鳴らしの神秘家/Rattleclaw Mystic(KTK)》だ。
この、瞬間的に1マナ多くひねり出すマナクリーチャーというトリッキーなマナ加速が、Ramp系デッキの縁の下を支えているようだ。
《残忍な切断/Murderous Cut(KTK)》
勝者のナカタユウサクの手にあるのが、賞品の《樹木茂る山麓/Wooded Foothills(EXP)》と、《残忍な切断/Murderous Cut(KTK)》だ!
黒マナひとつで撃てる万能除去で、邪魔なクリーチャーを少ないマナで対処し、テンポで優位に立てる。
後半のアクション数を増やすことができ、幅広いデッキに採用されつつある。
今回のGPT名古屋では24名がデッキを持ち込んだ。その一大勢力はAbzanかと思いきや、緑を軸にしたEldraziRampが4名、Marduが4名だった。3人に1人がいずれかを選択している結果だ。
Abzanは3名だが、このうち2名がTop8に入っており、その地力の強さを見せつけている。
Esperは3人の使い手がいたものの、Top8には1人も送ることが出来ず辛い結果となった。コントロールデッキとしては、Abzanが多いとはいえ、多種多様なメタをコントロールしきるのは困難かもしれない。
細かくみると、MarduTokensが最多の3名となっている。ここでは、《ピア・ナラーとキラン・ナラー/Pia and Kiran Nalaar(ORI)》を多数採用していることとドラゴンボーナスが少ないことを条件とした。《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor(KTK)》《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar(BFZ)》を使うタイプと《軍族の解体者/Butcher of the Horde(KTK)》が中心になっているタイプがあった。プレインズウォーカーに頼るタイプがTop8にも1人残っている。
AtarkaRedは1名しかいないが、Top8に残っており、瞬発力と《強大化/Become Immense(KTK)》《ティムールの激闘/Temur Battle Rage(FRF)》の組み合わせが、まだまだ戦えることを証明した。
変わったところでは、ティムールカラーを中心としたクリーチャーで押しこむ系のデッキが複数あり、このうち、《ティムールの隆盛/Temur Ascendancy(KTK)》を使った4CのミッドレンジがTop8に残っている。速攻を付与された龍王が相手を打ちのめすのは非常に痛快だ。やられた側は堪ったものではないだろうけど。
Eldrazi Ramp | 4 | WG Eldrazi | 2 |
Mono Green Eldrazi | 1 | ||
BG Eldrazi | 1 | ||
Mardu (WBR) | 4 | Mardu Tokens | 3 |
Mardu Green Dragon | 1 | ||
Abzan (WBG) | 3 | Abzan Aggro | 2 |
Abzan Red | 1 | ||
Esper | 3 | Esper SuperFriend |
1 |
Esper Dragon | 2 | ||
Jeskai | 2 | Jeskai Dragon | 1 |
Jeskai Aggro | 1 | ||
5C |
2 |
Bring to Light | 2 |
Temur (URG) | 2 | Temur Dragon | 2 |
Atarka (RG) | 1 | Atarka Red | 1 |
4C | 1 | Temur Acendancy | 1 |
RB | 1 | RB Aggro | 1 |