BMIQ レガシー

BMインビテーショナル予選 レガシー



主催 Gameshopさかいや

ヘッドジャッジ ワキタヨシヒロ(Lv1)

ジャッジ カツバヤシノブヒサ(ジャッジ候補生)

開催日 2015年12月6日

フォーマット レガシー

ラウンド数 スイスラウンド 5ラウンド

参加費 2000円

参加人数 30名


May The Force Be With You

BMインビテーショナル本戦は、スタンダードでの開催となるが、年末にエターナルパーティーを控え、レガシーでのイベントの盛り上がりを考えれば、ここは、レガシーでの開催を、と思っておりました。

結果として30名もお集まり頂き、如何にBM様の知名度が高いかを思い知らされました。

さて、イベントでは、青いフェアデッキと青いアンフェアなデッキが、正面からぶつかり合う好ゲームが多く、Force of WillをForce of Willで打ち消す場面もちらほら。

まさに、"May The Force Be With You"でございました。



Photo Coverage


Event Image

Anything Has Chance in Legacy 

常々思うが、レガシーにおいては、広い範囲の様々なカードにチャンスがある。今回も、Delverデッキや奇跡、実物提示教育デッキにとどまらず、様々なデッキが持ち込まれた。

ドレッジ

マーフォーク

12 Post

Invitation and more ...

本日の賞品は、優勝者にはBMインビテーショナルの招待とプレイマットが与えられる。

しかし、もちろん、それだけではない。

今回は8つの賞品を用意し順位取りしてもらった。

6枚のカードと、1枚の商品券、そして、追加のプレイマット1枚だ。

3.8人に1人は何らかの賞品を持って帰って頂いた。

賞品についても、予算に限りあるとはいえ、なるべく参加者に喜んでもらえるようなものを選んでいきたい。

Event Decklist on the Shop Wall

店内では、過去のイベントのデッキリストを掲示している。

本イベントのデッキリストも掲載される予定だ。



Today's Cards

いつもは、イベント内でよく見かけたカードを紹介しているが、今回は焦点を変えて、イベントで見かけた、普段見ないカードを紹介しよう。幅広いカードが使えるのもまた、レガシーの魅力なのだ。

《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon(FRF)》


このウギンは、運命再編プレスリリースで配布されたプロモーションパックに封入されていたウギンだ。

性能は普通のと変わるところは無いが、このカードだけの特別なイラストだ。プレイヤーのこだわりを感じる1枚である。

《ミシュラの工廠/Mishra's Factory(ATQ)》


偉大なるアーティファクト技師のミシュラが戦争機械を製造するための工廠だ。工廠からは技師が出てきて自ら戦闘に参加する、元祖マンランドだ。

これは、冬。アンティキティに収録された工廠は4つのイラストがあり、四季折々の姿を見せる。冬は他に比べて高額なのだが、実際、冬は封入率が他の季節にくらべて少ないのだ。さらに再録されたの秋だけ。

真っ白な雪に覆われた工廠は、見た目の性能も申し分ない1枚だ。

《汚染された三角州/Polluted Delta(EXP)》

《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(EXP)》


こだわりは旧いカードだけから生まれるわけではない。最新エキスパンションの戦乱のゼンディカーに封入されているゼンディカー探検プレミアム神話レアのこれらの土地も人気は高い。ゼンディカー次元の華麗な風景画であり、過去いくつも刷られてきた土地カードの中で最も使われていると言っても過言ではない各種フェッチランドも、こだわりの見せ所である。

とにかくきれい。

《Candelabra of Tawnos(ATQ)》


タウノスの燭台。言わずと知れたアンティキティの高額カードだ。レガシーで禁止されているわけでもない、このカード。実際強いうえに、1枚のアーティファクトで制限なく複数枚の土地をアンタップするのは、これでしかできない仕事。

タウノスは、元々有能なアーティファクト技師であり、それを買われウルザの弟子となる。ウルザとミシュラの兄弟戦争の間、ウルザの右腕としてウルザとその陣営を支え続けた当時としては数少ないマトモな人物なのである。


Meta Game Breakdown

レガシーでは、多種多様なデッキが、まさにサラダボールのように混ぜ合わされている。

最も多いのは、《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets(ISD)》をメインに置くテンポを重要視したクロックパーミッションだ。色を問わないなら、実に9名の使用者。これは、参加者の30%に相当する。しかし、中身は分かれていく。最多はGrixisで、《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》を採用する4人と採用しない1人だ。Top8にもGrixisDelverは2人居て、Top8の最大派閥でもある。

一方、RUGカラーも3人いて、こちらはtop8には誰も残ることが出来なかった。

続いて、《石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mystic(WWK)》を使った青絡みのデッキが4名。WURとWUBが2名ずつ。Top8にはWUR、WUBそれぞれ1人残っている。

他はずらずらっと使用者2名以下のデッキが連なる。

珍しいところでは、《Eureka(LEG)》を採用したOmuniTellか。メインより複数のプレインズウォーカーを採用し、《騙し討ち/Sneak Attack(USG)》よりも《Eureka(LEG)》を選んでいる。

SbeakShowとMiraclesが1人しか居ないのは、少し意外だが、もちろん両者Top8に残っているし、むしろ決勝卓で接戦を繰り広げていた。

と、まあ、これだけ多くのデッキがあり、何でも受け入れてくれる懐の広さもまたレガシーの魅力なのだろう。

Grixis(UBR) Tempo
Grixis Delver (with Deathrite) 4
Grixis Delver  1
other Tempo RUG Delver 3
BUG Delver 1
Stoneforge WUR Stoneforge 2
Esper Stoneforge 2
Death and Tax Death and Tax 2
Infect Infect 2
Lands Lands 2
Tezzeret UBR Tezzeret 1
UB Tezzeret 1
Show and Tell Sneak Show 1
OmuniTell (with Eureka)

1

Miracles WUR Miracles 1
Pox Pox 1
Storm ANT 1
Merfork Mono Blue Merfork 1
Dredge Dredge 1
Burn Mono Red Burn 1
12 Post Mono Brown 12 Post 1