PrereleaseEvent Shadows over Innistrad - 2016/04/02-03

イニストラードを覆う影プレリリースイベント



主催 Gameshopさかいや

開催日 2016年4月2日3日(両日あわせて3回開催)

フォーマット プレリリースキットによるリミテッド-シールド(一般)

ラウンド数 スイスラウンド3ラウンド

参加費 3000円(プレリリースキット込み)

参加人数 のべ52名


プレリリースイベントとは?

イニストラードを覆う影ブースターパックは、4/8(金)に発売されます。プレリリースイベントとは、発売を控える新しいパックを発売日前に体験できる素晴らしいイベントです。

プレリリースキットを使ったシールド戦なのですが、これには、イニストラードを覆う影が6パックと、プレリリースプロモカードが入っています。プレリリースプロモカードは、イニストラードを覆う影に収録されているレアもしくは神話レアカードのFoil版に日付の箔押しがされています。

新しいセットのカードを使うため、競技性は薄く、カジュアルプレイヤー向けのイベントとなります。また、勝ち負けを競うよりは、新しいカードに触れることが目的になるために、初心者にもお勧めのイベントです。

ゲートウォッチの誓いプレリリースイベントのカバレッジはこちら。

1/16-17/2016 Prerelease Oath of the Gatewatch Coverage Links



Event Images


はじまり

プレリリースキットは、こんな感じの箱だ。

この中には、イニストラードを覆う影のブースターパックが6パックとプレリリースプロモカード、そして、20面スピンダイスが入っている。また、シールド・デッキを構築する際のヒントとなる説明書も入っている。

プレリリースキットを受け取ってデッキ構築を開始しよう。

構築時間は50分ほどである場合が多い。イベントの形式は開催店舗によって異なるが、スイスドロー形式の3-4回戦が多い。

プレリリースイベントは、未知のカードを使うため、競技性の少ないイベントでカジュアル向けのイベントになることが多い。そのため、初心者や、初めて間もないプレイヤーにお勧めのイベントとなっている。

当店では、ルールに詳しくない場合でも、スタッフが完全バックアップできる(競技性が薄いため、少々ならアドバイスも可能だろう)。

場を盛り上げるアイテム

プレリリースイベントでは、多くのプロモーションアイテムが店舗のために用意されている。今回はアヴァシンの等身大(?)ポップが用意されている。かなり大きく迫力がある。

他にも、プレリリースイベント告知ポスターの謎や、タミヨウの日誌と手がかりに隠された謎など、まるで、イニストラードに迷い込んだかのようなステキなイベントであった。



Today's Cards

《氷の中の存在/Thing in the Ice(SOI)》

 

幸運なプレイヤーが、このFoil版カードを引いていた。彼は、これをデッキに入れて、4連勝を果たした。

が、これの中の存在が戦場に出ることは無かった。

 

リミテッドイベントでは、インスタントやソーサリーより、クリーチャーが優先されるため、十分な数を用意できなかったようだ。ただし、タフネス4の防御クリーチャーとしては十二分に働いたようだ。

《月皇の司令官、オドリック/Odric, Lunarch Marshal(SOI)》

 

リミテッドおばけ。

 

自軍の全てが、飛行や警戒、トランプルを得るだけで、もちろん強い。

リミテッドは地上が膠着することが多く、イニストラードを覆う影環境でも例外ではない。それらの上を全軍で飛び越えるエンドカードとして、猛威を振るっていた。

同じ白には、《ドラグスコルの騎兵/Drogskol Cavalry(SOI)》というタダツヨ生き物もいるぞ。

《浄化の天使、アヴァシン/Avacyn, the Purifier(SOI)》

《不敬の皇子、オーメンダール/Ormendahl, Profane Prince(SOI)》

 

すごい対決の一シーンだが、いずれも当然強い。

アヴァシンは、飛行と警戒というリミテッドで有用な能力に加え、瞬速で出てくるため、相手の軍勢を迎撃しながら現れる。もちろん、破壊不能を与える能力で相手の目論見は崩壊するだろう。

オーメンダールは、絆魂という言葉がダメの一言に尽きる。これにより、ダメージレースで上回ることも絶望的になる。

《死の重み/Dead Weight(ISD)》

 

では、戦術的な方面でのToday'sCardを。

死の重みは、1マナの除去で、使いやすい。一方で、大型モンスターは除去できない、ように見える。

 

環境的に、タフネス2が多く、またパワー3が多いので、タフネス5までの大型クリーチャーには、これで、戦線的には無価値にできうる。

さらに、エンチャントであるため、墓地に落ちることで昂揚を達成しやすくなり、黒緑の昂揚デッキにはコレ以上もない強い武器となる。

見た目よりはるかに強い一枚だといえよう。

《腕っぷし/Strength of Arms(SOI)》

 

おそらく、白のトップコモンの一枚だ。

コンバットトリックの塊で、これ1枚で、盤面をひっくり返すことも可能だ。

リミテッド的には装備品は継続的な強化のために価値が高く、特にクリーチャー換算も可能な《拾った大鎌/Scrounged Scythe(SOI)》が強い。当然ながら、《忘れられていた家宝/Neglected Heirloom(SOI)》も強く、白は意外と変身もしやすいクリーチャーがいるので、この辺りを軸に組み上げると、腕っぷしを見せつけられるだろう。

《崩れた墓石/Corrupted Grafstone(SOI)》

 

番外編。

プレリプロモカードで、引いた《崩れた墓石/Corrupted Grafstone(SOI)》を、そのキットのブースターパックから光らせた男が、大阪にはいるらしい。