GrandPrixTrial Chiba - Legacy - 2016/09/22

グランプリトライアル千葉(GPT千葉) - レガシー



グランプリトライアルとは

グランプリトライアル(GPT)は、店舗で開催されるイベントだ。フォーマットは、スタンダード、モダン、リミテッド、そして本戦のフォーマットの中から選ばれる。今回は、グランプリ千葉の本戦フォーマットであるレガシーで開催された。

このGPTでは、優勝すると本戦の不戦勝2勝分の権利を獲得できる。本戦は通常15ラウンド程度で競われるため、2勝の割合は決して小さくはない。

GPTの開催数自体は多いので、何度もチャレンジするのがお勧めだ。



Satellite Event

サテライトというシステムはマジック・ザ・ギャザリングプレイヤーには馴染みが薄いかもしれないが、ポーカーのイベントなどではよくあるシステムである。

ポーカーなどでは、イベントの参加費が高額になる場合が多く、そういったイベントでは参加費が安いサテライトイベントが開催され、その勝者は本戦に参加費を支払わずに出場できる。サテライトが予選と異なるのは、参加費を払えば、本戦から参加できる点だ。

そこで、2000円の参加費を免除されるイベント、それがサテライトイベントだ。サテライトは今回500円で開催したので、これを勝ち抜けば500円でグランプリトライアルに出られることになる。運と実力さえあれば、500円の参加費でグランプリへのシード権を獲得できるのだ。

もちろん、サテライトに運悪く敗退しても、本戦には参加費を払えば当然出られるので、デッキの調整などにもオススメできる。



Winner's Deck

Top8Decklistにつきましてはしばらくお待ち下さい。

1st WUR Miracles - Nishikawa Seigo

Mainboard

 

2《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》

 

2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(EMA)》

 

4《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top(EMA)》

4《相殺/Counterbalance(CSP)》

 

4《渦まく知識/Brainstorm(EMA)》

4《思案/Ponder(M12)》

4《剣を鍬に/Swords to Plowshares(EMA)》

2《対抗呪文/Counterspell(EMA)》

2《天使への願い/Entreat the Angels(AVR)》

4《意志の力/Force of Will(EMA)》

4《終末/Terminus(AVR)》

 

4《島/Island(BFZ)》

2《平地/Plains(BFZ)》

3《Tundra(3ED)》

2《Volcanic Island(3ED)》

1《カラカス/Karakas(EMA)》

4《溢れかえる岸辺/Flooded Strand(KTK)》

4《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》

1《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》

 

Sideboard

 

1《封じ込める僧侶/Containment Priest(C14)》

2《僧院の導師/Monastery Mentor(FRF)》

1《硫黄の精霊/Sulfur Elemental(PLC)》

1《議会の採決/Council's Judgment(CNS)》

1《外科的摘出/Surgical Extraction(NPH)》

3《紅蓮破/Pyroblast(EMA)》

2《狼狽の嵐》

1《赤霊破/Red Elemental Blast(4ED)》

2《摩耗+損耗/Wear+Tear(DGM)》

1《罠の橋/Ensnaring Bridge(8ED)》



Event Image



Today's Cards

《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest(CN2)》

 

コンスピラシー2王位争奪において、登場した伝説のアドバイザーがレオヴォルトである。

レガシーは《渦まく知識/Brainstorm(EMA)》によって支配されていると言っても過言では無いが、彼はそういった追加のドローを一切許さない。

なのに、《不毛の大地/Wasteland(TMP)》などで味方のパーマネントが対象に取られるとドローさせてくれる。

なんていうか、酷い。さらに、彼が即座に除去呪文の対象になってもドローだけは置いていってくれる。

はっきり言って、色マナ拘束を見なければ相当に強い。

《僧院の導師/Monastery Mentor(FRF)》

 

イカしたハゲも、もうレガシー常連の顔になりつつある。WUR MiraclesやANTの攻撃的サイドボードであったり、これをメイン採用するWUがらみのコントロールがあったり、枚数的にはかなり採用されている。

《若き紅蓮術士/Young Pyromancer(EMA)》が2マナと軽いの対し、アーティファクトでも誘発し、さらに出て来るトークンに果敢がついており殺傷力が高いのハゲの特徴だ。

デッキに応じて選択していきたい。

《虚空の杯/Chalice of the Void(MMA)》

 

《渦まく知識/Brainstorm(EMA)》に支配されたレガシーに真っ向から立ち向かう勢力があるとするならば、それが《虚空の杯/Chalice of the Void(MMA)》を交わしあったグループだ。1マナの呪文を封殺するために使われ、2マナ土地や、Moxなどから1ターン目に置かれることも多い。これの処理に手間取った相手を、豊富なマナで圧殺するのが、奴らの常套手段だ。

なお、実際に使ってみると、相手の笑顔の歪みを楽しめるこの上ない逸品だ!


Metagame Breakdown

レガシーの環境は、様々なデッキにより混沌としている。最大勢力はMiraclesだが約15%にすぎない。予選ラウンドで1度当たる程度である。

成績優秀であったのはANTだ。こちらは使用者3人から2人がTop8に進出した。EldraziStompyやBurnもTop8を輩出している。

一方で、5人のDelverデッキはいずれもTop8に残れなかった。その原因かは定かではないが、メインボードに《虚空の杯/Chalice of the Void(MMA)》を搭載しているデッキが多い。EldraziStompy、AggroLoam、MUD、Bombermanの合計5人。少なく感じるかもしれないが、最大勢力のMiraclesと同じである。

レガシーは青いと言われるが、全体で見るとそれは否定できないが、Top8を見ると非青デッキが多い。半分は青を使っていない(AggroLoamは青を使ってはいるが、《渦まく知識/Brainstorm(EMA)》も《意志の力/Force of Will(EMA)》も入っていない)。

半分は青いが、青を使えば勝てる時代も終わりが近づいているのかもしれない。

 

 

Color   ArchiType   Top8
Miracles 5 WUR Miracles 5 1
Delver 5 Grixis Delver 3  
UR Delver 1  
RUG Delver 1  
Storm 4 ANT 3 2
Grisel Shoot 1  
Cascade 2 BUG Cascade 2  
Elf 2 Elves ! 2  
Eldrazi 2 Eldrazi Stompy 2 1
Burn 2 Mono Red Burn 2 1
Pox 1 Mono Black Pox 1  
Reanimate 1 UB Reanimate 1  
Aggro Loam 1 5C Aggro Loam 1  1
Stoneforge 1 WUR Stoneforge 1 1
Jund 1 Jund 1 1
12 Post 1 12 Post 1  
MUD 1 MUD 1  
Dredge 1 Manaless Dredge 1  
Esper 1 Esper Control 1  
Bomberman 1 Bomberman 1  


Event Details and Announcements

主催 Gameshopさかいや

ヘッドジャッジ カツバヤシノブヒサ氏(Lv1ジャッジ)

開催日 2016年9月22日

フォーマット レガシー(一般)

ラウンド数 予選スイスラウンド5ラウンド、決勝ラウンドシングルエリミネーション3ラウンド

参加費 2000円

参加人数 32名(満員御礼)

賞品(選択制)

  1位 《Tundra(3ED)》 or シングルカード15000円分

  2位 エターナルマスターズ日本語ブースター8パック or シングルカード9000円分

  3位-4位 エターナルマスターズ日本語ブースター4パック or シングルカード6000円分

  5位-8位 エターナルマスターズ日本語ブースター2パック or シングルカード3500円分



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